このテレビ番組を直接見たわけではないので、あまり強くは言えないのですが..と前置きをしておきつつ。お昼のテレビ番組より。— ASAMI YAMADA (@MIKANHIME777) February 9, 2020
これを見た視聴者が受ける影響は…😰 pic.twitter.com/AmiNzmwQRv
ケトジェニックもしくは糖質制限ダイエットに関しては、日本においては某ザップで世間一般にその存在は広まって、「食べるのを我慢しなくていい!」という言葉とともに喧伝されているのもよく見かけますよね。
でも、実際のところは。
・糖質を極端に少なくして(一日50g以下とか)、タンパク質と油でカロリーを取るので、食べるのを我慢していいというよりも生きるのに必要なカロリーを取るのが(一般な日本人にとっては)大変
というからくりもありますよね。
もちろん、低糖質にすることでケトーシスの状態になり、脂肪を優先的に使っていく回路が体の中にできるというのも、減量を加速させる大きな一因です。
しかし、それに加えて、カロリーの6割は脂質で取らなきゃいけない(たんぱく質取りすぎると新糖生がおきて体内で糖が作られてしまい台無しに…という問題は別で話すとして)ので、もたれてなかなか食欲がわかない=結果として、ケトジェニックを正しくやるとカロリーが勝手に制限されるので痩せる、という現象が起こっちゃったりします。
減量に慣れている方は、カロリーを落とし過ぎると活動のためのエネルギーが落ちたり筋肉が落ちるということをよく理解しているのでカロリー量やカロリー配分をちゃんと考えてケトジェニックダイエットを利用しているので問題がないのですが、それを初心者がやると
ケース1.カロリーを落とし過ぎて体調を崩す
ケース2.糖質を制限しきれなくて、ケトーシス状態に入れなくて痩せない
ケース3.胃腸が強すぎて、ケトーシス状態に入っているのにカロリー過多で太る(←超太る才能を持った一部のエリートのレアケースかも知れませんが)
という失敗を引き起こす可能性があります。
冒頭で取り上げたツイートの写真など、マヨネーズたっぷりの食事と一緒にカレー(糖質のかたまり)食べてますので、普通にケース2になる未来しか見えません。
しかし、なぜケトジェニックダイエットが喧伝されるか。
これはおそらくですが、低糖質でなくても、ちょい糖質控えめにするだけで、体内のグリコーゲンが抜けて水分も同時に抜けて体重減少する現象が原因にあるのではないかと。
この効果で、ちょい糖質控えるだけでむくみが消えて、体重が1週間で1~3kgくらい平気で減ることがあるんですよね。
これを経験して「わー痩せた!」と思った後に水が抜けきって体重が減らなくなるor増加して、「リバウンドした笑 でも最初は痩せたケトすごい!」みたいに広まってくのが悪いのではないかと。
でもケトジェニックダイエットはそんなに簡単なものではありませんよね。
ただし、決して悪いものではないので、もしチャレンジされるのであれば、しっかりと情報を集めたうえで適切に行っていきましょう。
決して、マヨネーズドバドバかけることがケトジェニックダイエットのやり方ではないです 笑
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